2010年3月9日火曜日

シャンプー剤に含まれる成分 ラウレス硫酸編

たまにシャンプーの成分にやけに詳しいお客様がいます。おそらくは週刊誌や美容室などから教わった情報かと思います。
最近はノンシリコンのシャンプー剤が週刊誌等でとりあげられ、シリコン入りのシャンプーが悪いようにとらわれがちです。良い悪いは使う方の状態で決まりますので一概になんとも言えないと正直思います。(シリコン入りのシャンプー剤についてはまた今度書きます。)
今回は少し真面目にシャンプー剤に含まれる成分についてチョロっと書こうと思います。つまらないかもしれませんがちょっとした豆知識なので読んでやって下さい。

みなさんがお使いのシャンプー剤にはおそらく成分表示の最初の方に、ラウレス硫酸、ラウリル硫酸と表示さらているものが多いと思います。

このラウレスという成分だけをみると、洗浄力が高く泡立ちも良いのですが皮膚の刺激や髪のダメージが強くでてしまう位置に上げられています。が、各メーカーはこのラウレス硫酸を温和する他の成分の配合によって良質のシャンプー剤の開発をしています。

ラウレス硫酸は石油からの合成だった為(現在は植物成分からの合成)、あまり良いイメージを持たれない方も多くいるようで石けんシャンプーや天然系シャンプーを支持している方には批難されやすい成分です。

ラウレス硫酸系のシャンプー剤の良いところは洗浄力や安全性が高く、大量生産できるため比較的、安い価格で購入できる商品というところです。やはりどの業界でもそうですが、入手困難なものは値段が高くなってしまいますので、ラウレス系は非常に庶民の強い味方になっています。

よくネットや情報誌にラウレス硫酸を使い続けると良くないとあります(すすぎが甘いとラウレスの成分が頭皮に残存する言われています)が、実際は何百種類の成分の調合により、性能や刺激性緩和等を考え、数種類の成分を組み合わせてシャンプーは作られています。よってこの成分が入っているから駄目ということはありません。

と、ここまでラウレス系のシャンプー剤を肯定したよな文章を書きましたが、特にラウレス系シャンプー剤をお勧めをしているとかではなく、あまり広告や宣伝にとらわれないほうがいいですよってことで書いてみました。

それでは自宅で使っているシャンプー剤や薬局で売っているシャンプー剤の成分を暇があったら確認してみましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿

フォロワー